HERBA-S

雑多な記録、ブロメリア/多肉/水辺草/雑草/野草

2023-01-01から1年間の記事一覧

Nuphar submersa

Nuphar submersa ↑栃木県内の限られた流水環境に自生する完全沈水Nuphar 昨年見に行ったっきり何もしていなかったので記録がてら。 とはいえコウホネ属は中々の難敵で自分が特にこれといった確かな識別や分類の話ができない程度の人間なので写真メインで… コ…

Aechmea 'Red Dragon'

Aechmea 'Red Dragon' A. recurvata系交配のひとつ。コンパクトな部類で秋口から気温が下がり、赤みを帯びてくると殊更美しい。 花の画像をフォルダから見つけられなかったのでまた後日追加しておこうと思うのだが花が特徴的というかrecurvata同士交配の印象…

Cryptanthus tereitifolius SEL.2000-0119

Cryptanthus tereitifolius SEL.2000-0119 ↑小花のひとつひとつはCryptanthusのなかでは大きいほう?かなり密生するため開ききれていない。 Espirito Santoに自生する匙葉系、細身で繊細な草っぽいが長い葉を支えるべく葉柄や基部はかなり分厚くがっちりして…

Lycolis chinensis

Lycolis chinensis (Mikinori Ogisu, 98010) 黄花系のリコリス、Helleborus thibetanusの再発見などでクリロー、中国の植物の世界では有名な荻巣樹徳氏の採集品として入手したもの。 8月下旬から9月上旬の時分に開花する、柱頭付近が赤っぽく染まるのがアク…

Zoysia macrostachya\Vitex rotundifolia/Glehnia littoralis 塩性湿地・海浜植物について

Zoysia macrostachya オニシバ ↑大分県の海岸にて 塩性湿地と聞いてピンとこない方がほとんどだと思うが、いわゆる砂浜や干潟、マングローブ林などの海水および汽水域の湿地の総称。塩分が存在する分、かなり特殊環境のため植物もそれに適応したものが多くみ…

Wallisia cyanea cv. White

Wallisia cyanea cv. White (SEL.1993-0294A) ↑開花直後は花弁の縁に紫が乗る。終盤にかけて色が抜けてより白花っぽくなる。 旧Tillandsia属でハナアナナス、キアネアなどの名称で流通する最も身近なブロメリアの一つ。の白花系品種の一つ。通常は赤紫花苞紫…

Dahlia hyb.

Dahlia hyb. 多肉やブロメリアばかり育てているといわゆる草花園芸の感覚が鈍ってとても良くない(手間のかからない楽なもの、あるいは特殊、癖があるものに偏る)ということで今年はいくらか草花を本腰をいれて栽っている。7月になり導入したダリアたちが…

Vriesea dubia

Vriasea dubia ↑開花の様子(6月頃)花序の長さは20㎝程. Peru~Ecuador~Columbiaエリアに分布するVriesea. 赤い花序にはっきりと開かない白い花。明るい環境では葉裏が赤紫のバイカラーとなる。雲霧林系のような特別暑さに弱い印象もないが森林に過乾燥生…

Orthophytum zanonii

Orthophytum zanonii SEL.2009-0095 ブラジル, Espirito-Santo州の有茎Orthophytum。2004年 Elton Leme 記載の新しめな種。 Orthophytum zanonii Leme | Plants of the World Online | Kew Science シルバーのガチガチ硬葉と立ち上がる姿が特徴的でとてもカ…

新版ティランジア・エアプランツ栽培図鑑

新版・ティランジア エアプランツ栽培図鑑 2023/03/22 発売 ↑届いた本誌。T. kautskyiが表紙を飾る。 ブロメリアやケープバルブ、多肉植物を幅広く取り扱うナーサリー、園芸家として有名なSPECIES NURSERYの藤川史雄氏のチラ本。旧版が2013年に出版され、10…

Orthophytum conquistense

Orthophytum conquistense ↑冬季、LED直下で育った姿。葉が短く詰まり.紫っぽいストレスカラーを呈している。 2007年にElton Lemeが発見した比較的新しい?種. 優しい緑色の草姿が魅力。 自生地はブラジルのBahia州near Vitoria da Conquistaらしいので耐寒性…

Cryptanthus colnagoi

Cryptanthus colnagoi SEL.1997-359A ↑開花の様子。花弁は長さ5㎜程で先端は尖らない。 国内で流通する数少ない原種Cryptanthusのひとつ タイプ産地はブラジル、Bahia州のPotiragua付近。流通するものにはいくつかのバリエーションがあり、赤みを帯びるもの…

Tillandsia ionantha var. vanhyninngii

Tillandsia ionantha var. vanhyningii ↑11月.気温が下がり、葉が朱く染まり始める. Tillandsia vanhyningiiじゃないよ(2023年年明け時点)この記事を書こうと思ったのも年末にBird Rock Tropicalsのブログでしれっと投稿されたこの記事↓ All Things Tillan…

Aechmea blumenavii

Aechmea blumenavii ↑小型のAechmea。草丈15㎝程度。 Aechmea gamosepalaなどに代表される強健、よく開花する、耐寒性がある。などの特徴のある種の多いOrtgiesia亜属に含まれる。自生地はBrazil, Santa Catarinaの標高300-850m、林縁や岩場などと。Aechmea …

Tillandsia tenuifolia var. cocoensis

Tillandsia tenuifolia var. cocoensis SEL.91-0099A ↑花弁は咲き始めが特に青白く縁が波打つ。3-4cmほどの多肉質な葉と太い茎を持ち、節間も短くより詰まった印象。Tropifloraから導入した株。 Tillandsia cocoensis('Cocoensis' BCR Bromeliad Cultivar R…

Neoregelia 'Speak No Evil'

Neoregelia 'Speak No Evil' (L. Vinzant) ↑日照により赤く発色している。'Fire Ball'に酷似するが直径20㎝以上と比較して大きい。(carolinae variegated x 'Fireball') × hoehneana BCR Bromeliad Cultivar Register> (bsi.org) Billbergia 'Darth Vader'な…

Biilbergia 'Beadleberg'

Billbergia 'Beadleberg' (M. Baxley) ↑2022年11月下旬。花芽を確認。 (nutans × amoena 'Rubra') 数あるヌタンスハイブリッドのひとつで BCR Bromeliad Cultivar Register> (bsi.org) 特別目立つスポット模様やバンドがあるわけではないが全体に安定した赤…

Tillandsia berracoensis

Tillandsia berracoensis リーフスパン40㎝高さ30㎝ぐらい。葉は革質で硬く多肉質というほどでもないが分厚い。葉幅の広いfascicultaという第一印象。 (由来について) 近頃はTillandsiaを扱っていたことがすっかり昔話になってしまった感のあるKohresがリ…

Aloe '夜の姫'

Aloe '夜の姫' 開花サイズが小さく、短く太い葉の特徴的な見た目の個人的にかなり好きなハイブリッド 三重県のコロンカクタスさんオリジナル交配のようで A. '千代姫' (variegata ×descoingsii)とA. descoingsii のハイブリッドとのことです。 variegataと…

ブログをはじめてみる2023年

植物を育ててるただの会社員 子供の時分の生き物好きの延長で山野草や水生植物に始まり、色々とかじってブロメリアと呼ばれるパイナップルに近縁な植物群メインに育てたり集めたりなんだりして落ち着いています。 議論の必要な内容、不勉強のため至らぬ点、…