Nuphar submersa
Nuphar submersa
↑栃木県内の限られた流水環境に自生する完全沈水Nuphar
昨年見に行ったっきり何もしていなかったので記録がてら。
とはいえコウホネ属は中々の難敵で自分が特にこれといった確かな識別や分類の話ができない程度の人間なので写真メインで…
コウホネ属は抽水、あるいは浮葉を形成する植物である(流水環境において沈水型となる種あり)というのが一般的な理解だと思うがsubmersaことシモツケコウホネは完全な沈水生活型ということで特異とされている。栃木県内数か所しか自生地確認がされていない。
柱頭盤、葯、全体に赤みを帯びる。
沈水葉。ナガレ(×flumininalis)に比べ葉脈数が少ない、葉柄断面が鈍三角形など形態的差異があるらしい。ナガレを見てみたい。
あれ?水中で撮ると意外と見やすい。
なぜ昨年、突然栃木まで行ったかというと福岡の田舎のため池でベニオグラコウホネらしき大きな群落を見つけ喜んだ勢いでちょうど関東に行く用事がありついでに見に行ったというわけである。推定ベニオグラのため池も来シーズン見に行こう。